シルエットライブのおかげで再認識できたこと

先日のVARONでのワンマン。
本当に心の底から楽しかったし感動した。

そして、今の自分を形成している原点を改めて認識できた。
NO!LIFE&NO!CREATE、NO!MUSIC
これです。

何かを創りだす時、いつもベースに音楽があった。
だからいつも音楽が途絶えることはなかった。

でも、病気してからは音楽から閃きが出ることが
減っていってた。悲しいことだ。

いつもよりまして過去最高に長いですよ。
軽く人生語っちゃってます。
↓

幼少の頃から絵は好きで、覚えている中では、
チャイクロの表紙の藤城先生、
ポンキッキの挨拶の歌のイラストだったセンダック先生。
ここがスタートだと思う。

もう一つ、書道の師匠の影響。
当時は書道会の異端児扱いされてましたがね。
最近は売れまくりです。
普通の「書道教室」ではない表現に取り組んで
新しいことをドンドンやるお方です。

そんな師匠が動き出そうとしていたときの
初期メンバーだったことは誇りですね。
多大な影響もらってます。表現だけでなく人間性も。
ありがとう！師匠！！
一生、奥様公認愛人1号の座に居続けますよ？！
(というのが鉄板ネタですよ。そんなかんじのフランクな師匠です)

中高生の頃にはすでにロックやメタル、パンクにグラムとか聞いてて
主にバンドばっかりだった。
そのうち箱に通うようになり、聞くだけでなく音を体感するようになった。

ホールでは味わえない、熱量、一体感、空気の振動、空間、距離感。
一種のトランス状態になる、あの時間。
それを知ってからは普段スピーカーで聞くだけよりも
もっと深く、思考が冴え渡るような感じがしてた。

ひとことで言うと「感動」してたんだね。
ライブで聞いた曲はその前後で自分の中での広がりが全く違ってた。
メンバーの熱い思いが伝わってきてたんだよね。

創造する時、いつもそんな感じで神が！降りた！降臨！
ってなって時間も忘れて創ってた。

過労、親友の突然死、私生活のストレスやら色々重なってぶっ倒れた。
その時は疲れてるからって思ってたが、あまりに過呼吸が頻繁にくるので
メンタル系じゃね？ってアドバイスもらったから病院行ったらそうだった。
最初はパニック障害だけで特定の状況下で発作が起きるだけだったが。

薬は飲んでても発作が怖くて自重しているうちに徐々に病んできた。
そりゃ仕事以外で出かけないってしてたら病むわ！
ライブ好きなのに箱いけない！服が好きなのに見に行けない！
美術館も博物館も！い　け　な　い　！

医者曰く、だいたい最初は軽いけどうつを併発するのはよくあるとのことで。
症状重かった時はトイレですら苦しくなるほどだった。

主に
狭小空間、満員電車、特急電車、
付き添いのない交通機関使用の長距離移動
これがだめで、当然、箱はこれが複数合わさるからムリ。
一度だけ試したけどあかんかって途中退場したよ。
倒れたら迷惑かかるし。グスン。

ツラツラ書きましたが、こういう持病があって、遠のいてた。
少し落ち着いてきた頃に気管支炎で呼吸困難なったり
突然メニエール発症したりで追い打ちかかるし、
ホントにもう何？なんか悪いことしたかな？
ってくらい怒涛の体調不良が襲いかかってきた。

音楽が好きだった。バンドが好きだった。
なのに、ファナ解散以降、新しく聞くようになったのってSIDだけ。
以前ならもっといっぱいあれもこれもって広がってただろうな。
そう、自ら探すことすらしていなかった。
ふっと聞いたフレーズが気になって調べる程度。

そんな感じですごした10年余り…。
仕事柄と趣味も相まって、ゲームはボチボチやってた。
で、ブームが去って以来久しぶりに来た幕末Rockで
音ゲーマー魂が起床。そこからSB69を知ることになる。

SB69はオリジナルに加えてタイアップもあるので
お気に入りの曲のバンドさんたちどんなのかなーって興味が湧いて。
一番気になったのはデモンズベノム。
かっこいいんだよこれが！
調べたらSILHOUETTE FROM THE SKYLITというバンド
MVみて落ちた。Unsheathedのデデデン♪で落ちた。
ナニコレカッコイイ！！
そこからはテンション上がったまんまになったね。

んで、ツアーやるのわかったんだけどちょっと遠出になるし
治ってるわけじゃないからいきなり行くのも不安だしって眺めてた

眺めてたら！
大阪で！
地元じゃないのに！
ワンマンやるって！
やるって！！！！！！！！
元バンギャなので、ワンマンのすごさ超わかる！！！

まじかよ、いきてー！超いきてー！
以前より症状は落ち着いてるから始まったら
トランス状態になるからダイジョブだ！
きっと！おそらく！メイビー…！
問題は…行き帰りの電車だな。
だいじょばないかも…。

でも、今この機会を逃したら後悔する。
ライブはその時その瞬間でしか体験できない。
次のライブも楽しいだろうけど、内容は別だもん。

だから、2DAYS両方いくんだよ！
なんで同じやのに連続で？って聞かれるのよね。
セトリ変えてくるだろうし、MCだって違う。
お客さんも大半が違うから熱量も違う。パフォーマンスも違う。
なら、2日連続で行くしかないじゃん！選択肢ない。

ギリギリまで悩んだ挙句、相方にお願いして
行き帰り付き添ってもらうことに。
相方はライブ苦手なので、本当についてくるだけというｗ

うつのせいで、やる気がでない。
描けない創れない状態になっていた。
仕事ではやるけど、それでも集中力ガタ落ち。

そして、いつしかあの感覚、ライブのなんとも言えない充実感が
私の中で薄らいでいった。
忘れていたと言っても過言ではないほどに。

そういったことが一気に戻ってきた感じがした。
あぁ…これだ、この感覚だ。
何かが開けた気がした。
深く沈んでいた水の底から光の見える距離まで
浮上したような感じがした(水面から出てないのおしい！)

せーしろーさんのMCも胸に刺さった。
病気なんだから仕方ない。今でもそう。
でもね少しでいいから何かを創ろう
描ける日は描こう。
時間かかったっていいから！
そう思えた。

それはやっぱり音を体感したからなんだと。
原動力はそこなんだと。
ライブが最高な気分にしてくれて、
ほんのちょっとでも前向きになれるんだって。

新しく知ったのも効果あったと思う。
OPACTのMELLOWSHiPさんや、
ザビ様のrevenge my LOSTを知った。
アー写の雑コラ感漂ってたのはザビ様やったんねｗ

ライブに行けたおかげ。
シルエットが大阪でセミファイナルをしてくれたおかげ。
充実した時間をくれたおかげ。
チープだけどドストレートに

楽しかった！！

コレに尽きます。
ありがとう。
本当にありがとう。
ついてきてライブ中の約3時間テキトーに
時間つぶしながら待っててくれた相方ありがとう！

うち、がんばる。
この病気は死ぬまで付き合ってくつもりではいたけど、
まだうまく付き合えてなかったんだわ。
適度な息抜きといわれるが抜くんじゃなくて注入だな。
適度(？)な熱量を注入！！基本堕ちる系統の症状だから。
それをガソリンにしてかっこいいものをツクルヨー！！！

Silhouette from the Skylit
このバンドサイコーだから！
救ってくれたから！
みんな聞こ？


追記
京都でもライブやってほしいな。終電気にしなくていいし。
京都！京都！！
ほら、せーしろーさん、龍馬関連の場所案内しますぜｗ
お抹茶もおいしいところありますぜ！